麺ロード 擬人化、高校3年生の男女2名です。
(男の子) 名前:神戸 涼(仮)(女の子) 名前:三ノ宮 美湖(仮)
神戸涼は高校3年生の男の子。涼の父親は、伝説のラーメン職人でした。
しかし、涼が5歳のとき、病気で亡くなってしまいました。
母親は幼い涼を育てるため、一生懸命働きました。
涼が14歳になったころ、お弁当屋で働いていた母は、
近所の大学病院に働く医者に見初められて、再婚することになりました。
新しい父はとてもいい人で、母を守ってくれました。
高校生になり、新しい父の家族が、なんとなく涼に医者になってほしいという
空気を出していたので、苦労している母を助けてくれたという恩もあるため、
涼は将来医者を目指すことを承知しました。
ただ本当は、本当は・・・・
そう、実の父のラーメンに対する熱き思いが涼の体の中でふつふつと消えることなく
たぎっていたのでした。涼は伝説のラーメン職人である実の父から、
天才的な料理のカンとセンスと、絶対的な舌を受け継いでいたのでした。
高校3年生になって、高校生最後の年を迎え、涼は決心しました。
悔いの残らないように、ラーメンに思いっきり全力でかかわる!
もちろん、医者になる勉強もおろそかにはしない。
「高校生」となめられないように、仮面をつけ、タキシードを着て、
街に出るようになりました。
最初は笑われたり、怪しまれたり、変な奴といわれましたが、
涼の的確な舌は、すべての職人をうならせました。
今では「ラーメン紳士」と呼ばれ、一目置かれる存在になりました。
今日も「塾に行く」といって涼は麺ロードに行きます。